いつの時代もそうだと思いますが、調子の良い業種、悪くなる業種、色々あるもんです。
コロナ以降、外食系が大打撃を受けて、中堅のチェーン店などは撤退したところも多いと言われ、このところの物価高では小さな店では仕入れも高くなり、儲けがドンドン減り、値上げをしたら客が来なくなり、ラーメン屋さんはこれまでにない勢いで閉店してるんだとか。
ウチもそうですが、趣味的な物で販売しているところは、生活費が優先されるために趣味から費用が削られていくんで、購買意欲が減り、商品は値上げを余儀なくされて、更に売れなくなっていく流れです。
さっき見たニュースでは、どうやら学習塾の倒産件数が増えてるらしいですね。
少子化で当然、通う子供自体がいなくなりますよね。
ウチの近所でももう高校生以下はいません。
小学校も中学校も1つの学校に統合されて、我々の時は最低でも5クラスあったのに、1学年1クラスみたいになってるようです。
そして、やっぱりここでも物価高の影響で、塾へ通わせるのも減ってるようで、子供が減ってるのに通う子も減れば当然これまでの塾の数はいらないってことになりますよね。
今はネットの時代です。
スマホがあれば何でも調べられちゃうんですよね。
塾へ行かなくてもできることが増えてしまいました。
そして、塾自体も昔のように学校と同じような方法や家庭教師のような個別授業だけではダメらしくて、ここでもAIなどを駆使した授業方法も必要になってきたとか。
でも、先生方もつい最近出てきたものを使いこなせる人もいないですよね。
設備の投資もかかりますし、赤字だけじゃなくても経営が困難な状態になりつつあるってことのようです。
一部の大手企業や特殊な業界ではかなり儲かってるようなんで、そう言う指数から見ると景気も安定してるように感じられますし、ボーナス支給額も上がったとか言われてますけど、儲かってる人だけとんでもなく儲かって、後の人はギリギリいっぱいって感じですね。
平均の数値を見れば良い感じに見えても、実際に人数で比較したら苦しんでる人のほうが多い気がします。
バブルの頃のようにとは言いませんけど、誰もが平均的に感じ、多少職を失ってもきっと次があると思えるような感じになれば良いですけど、近年はそんな感じはありませんね。